海を見に行く
サーフィンや釣りなどをしていないと海に行くことなんかめったにない。
| それは房総に住んでいたとしてもだ。漠然とサーフィンをしたいなと思っても、実際に海を見に行かなければ先に進まない。自分がサーフィンをしたい海を探すのだ。そうすれば、もっとイメージが現実に近づく。ではどこの海に行くのか。例えば、東京に住んでいれば、茨城、房総、神奈川の海が近い。 交通の便などを考えて、行きやすい海に絞ればいいだろう。 そして、雑誌を参考にして、行きたいと思える海が良い。 さらに、良さそうなサーフショップがある海。 その他には、知り合いのサーファーが通っている海。 近くのサーフショップのメンバーが通っている海。 そんなところか。とにかく、毎週でも苦労せずに通える場所にしたい。 下見に行くには車があったほうが良い。ただし、湘南の場合は、駐車場に苦労するので、慣れない時には、江ノ電などを使って観光気分で行くのも良い。鎌倉から江ノ島までは江ノ電が便利。辻堂、茅ヶ崎、平塚、大磯では、東海道線の駅から10?15分くらい歩けば海に出られる。サーフショップなどを見ながら歩くとちょうど良い。(1982年から1990年まで茅ヶ崎、平塚で暮らしていたので多少は詳しい。) |
海で見るもの では、海に行って何を見るのか。 一番大切なのは、その海が好きになれるかどうか。 湘南は、明るくセンスの良い地域というイメージ。サーフショップだけではなく、おしゃれなも多い。房総は、田舎だが、様々なポイントがり、1年中コンスタントに波がある。茨城は・・・。という具合に、それぞれ地域の特徴がある。その空気を良しと感じられるかどうかが大切だ。 私は、東京に生まれて東京で育った。1982年に茅ヶ崎に移り住んだときには、潮の香りが心地良く、こんな良い場所があるのかと思った。イメージより田舎でのんびりしていて、センスの良さもある。しかし、8年間住んで慣れてしまうと、それでも、物足りなくなり、1990年に、もっと田舎の房総に移ってきた。そして、房総が気に入り、落ち着いてしまった。 房総をおすすめしているわけではなく、自分には房総がぴったりだったということ。 次に、見るポイントは、自分のサーフィンライフを考えたときにどうなのか。 車で移動することが多いだろうから、駐車場や渋滞の状況は大切だ。湘南でも、いろいろな場所があるので、車でアクセスできないというわけではない。車でのアクセスが悪い場所でも、なじみのサーフショップを作ったり、場合によっては、駐車場を借りるなどすれば、何とかなるかも知れない。ビーチのそばに車を止めたければ、房総などののんびりした場所を選べばよい。 サーフィン以外には、海に何を期待するのか。海の幸を楽しむのか、サーフショップでたむろするのか、つりや潮干狩りも楽しみたいのか。家族で行くなら、遊びの幅が広い方が良い。 1982年、私が湘南に移り住んだのは、その当時、鎌倉、逗子でウインドサーフィンが盛んだったから。そして、逗子でウインドサーフィンを始めたのは、雑誌『ハイウインド』を見て、ウインドサーフィンスクールを逗子のココナッツボーイに決めたから。次に、ポイントを茅ヶ崎に変えたのは、逗子でボードを預けていた艇庫がなくなってしまったことと、家から近いこと、ボードの艇庫が安かったから。そして、相模川の河口に変えたのは、自宅から歩いて行けたから。 今、サーフィンに行っているのは、九十九里の南の方が多い。同じ九十九里でも片貝周辺には行かない。波の良さは分かっているのだが、人の少ない場所でのんびりしたいからだ。波は悪くても、のんびり遊べる場所を選びたい、それが私のサーフィンスタイル。だから、うまくならないのかもしれないが。 その場所を気に入ることが出来れば、どの海を選ぶかの理由は、ちょっとしたきっかけによるだろう。慣れてきて、海の状況や、サーフィンのことが分かってくれば、いくらでも移動できるようになるので、まずは直感で選んで良いだろう。 |